【新社会人必読】歓迎会・送別会で好印象を残す10のコツ
入社して最初の試練、それは歓迎会です。知らない人だらけの席で、何を話せばいいのか、どこに座ればいいのか——。僕も新卒のとき、歓迎会の前日に緊張で眠れなかったのを覚えています。
僕の最初の歓迎会は、入社3日目でした。
部長の隣に座ってしまい、何を話していいか分からず、ひたすらビールを飲んでいたら30分で顔が真っ赤に。先輩に「大丈夫?」と心配される始末。お酌のタイミングも分からない、二次会に行くべきかも分からない、翌日お礼を言うべき相手も分からない。
あれから何年か経って、歓迎会・送別会を何十回と経験した今だから言えることがあります。飲み会のマナーって、覚えることは実はそんなに多くない。この10個だけ押さえておけば、「あの新人、しっかりしてるな」と思ってもらえます。
1. 席順は「上座・下座」を覚えるだけで100点
歓迎会で一番最初にぶつかる壁が「どこに座ればいいのか」です。
ルールはシンプル。出入り口から一番遠い席が「上座」(偉い人の席)、出入り口に一番近い席が「下座」(新人の席)です。
個室の場合、奥の壁側が上座。カウンターの場合、出入り口から遠い方が上座。これだけ覚えておけば、どんな店でも迷いません。
2. 乾杯は「グラスを相手より低く」が鉄則
乾杯のとき、グラスをぶつける高さに気をつけていますか?
ビジネスの場では、目上の人よりグラスを低い位置に持つのがマナーです。相手がグラスを下げてきたら、こちらもさらに下げる——このやりとりが日本の飲み会の「お約束」です。
ちなみに、大人数の飲み会では全員とグラスをぶつけるのは物理的に無理なので、グラスを軽く持ち上げてアイコンタクトで十分。近くの人とだけカチンとやればOKです。
3. 最初の30分は「聞き役」に徹する
歓迎会で「何を話せばいいか分からない」と悩む人は多いですが、実は話す必要はありません。少なくとも最初の30分は。
新人に求められているのは、面白い話をすることじゃなくて、先輩の話にちゃんとリアクションすることです。
具体的には、この3つだけ意識すれば大丈夫。
- 相手の目を見てうなずく:スマホは絶対にテーブルの下にしまう
- 「それ、どうやったんですか?」と質問する:人は自分の話に興味を持ってもらえると嬉しい
- 名前を覚えて呼ぶ:「すごいですね」より「田中さん、すごいですね」の方が10倍好印象
お酒が入ってくると、先輩も話したがりになります。そのタイミングで聞き上手になれる新人は、確実に覚えてもらえます。
4. お酌は「瓶ビール」だけ覚えればOK
お酌って、やったことないと緊張しますよね。でもルールはすごくシンプルです。
瓶ビールを注ぐときは、ラベルを上に向けて、両手で持つ。これだけ。
右手で瓶の下部を持ち、左手を添える。注ぐスピードは最初はゆっくり、泡が立ってきたら少し早く。グラスの7〜8分目まで入れたらストップ。
あと大事なのがタイミング。上司のグラスが空になったのを見てから注ぐのではなく、「残り3分の1くらいになったら声をかける」のがスマートです。
ただし、最近は「お酌文化は不要」という考え方の職場も増えています。周りの先輩がやっていなければ、無理にやる必要はありません。空気を読むのも大事なスキルです。
5. 二次会は「行きます!」即答が最強
歓迎会の一次会が終わると、必ず出てくるのが「二次会どうする?」問題。
結論から言うと、入社後の最初の歓迎会なら、二次会は絶対に行った方がいいです。
理由は単純。一次会は席が固定されていて話せる人が限られるけど、二次会はシャッフルされて色んな人と話せるから。実は、職場の人間関係って二次会で作られることが多いんです。
「行きます!」と即答するのがポイント。「うーん、どうしようかな……」と迷う素振りを見せると、「こいつ来たくないんだな」と思われます。
本当に体調が悪い・終電がないなどの理由がある場合は、「今日は行きたいんですけど、明日朝早くて……すみません!」と残念そうに断ればOK。「行きたい気持ちはある」ことを伝えるのが大事です。
6. 会計時は「いくらですか?」と聞くだけで好感度UP
会計のとき、新人がやりがちなのが「何もしない」こと。先輩が払ってくれるだろう、と待ってしまう。
でも、「いくらですか?」「払います!」と声をかけるだけで、印象は全然違います。実際に払わなくても(先輩が「いいよ」と言ってくれることが多い)、その姿勢が大事なんです。
もし割り勘になった場合は、素早く現金かPayPayを準備しましょう。ここでモタモタすると全員を待たせてしまいます。普段からのお金の管理習慣が活きる場面です。
7. 幹事を買って出ると評価が爆上がり
これは少し上級テクニックですが、2回目以降の飲み会で「幹事やります!」と手を挙げると、周囲からの評価が一気に上がります。
幹事って面倒くさいイメージがあるから、みんなやりたがらない。だからこそ、自分から手を挙げるだけで「こいつは頼りになる」と思ってもらえるんです。
しかも、幹事をやると色んな人と連絡を取ることになるので、自然と顔と名前を覚えてもらえる。新人にとってはメリットしかないんです。
幹事のやり方が不安な人は、飲み会の幹事を任されたら読む記事にまとめてあるので、先に読んでおくと安心です。日程調整からお店選び、精算まで全部カバーしています。
8. お礼LINEは「翌朝9時前」に送る
歓迎会の翌日、お礼を言っていますか?
翌朝の出社前(9時前)にLINEかメールでお礼を送る。これだけで「ちゃんとした新人だな」という印象が残ります。
帰宅直後に送るのは酔っている可能性があるのでNG。翌朝、頭がクリアな状態で送りましょう。
お礼メッセージのテンプレート
ポイントは「具体的なエピソードを1つ入れる」こと。「楽しかったです」だけだとコピペ感が出るけど、「○○さんの話が面白かった」と書くと「ちゃんと聞いてくれてたんだ」と伝わります。
9. 送別会のスピーチは「エピソード1つ」に絞る
歓迎会だけでなく、送別会も新社会人が遭遇するイベントです。異動や退職する先輩への送別会で、スピーチを頼まれることがあります。
スピーチで一番大事なのは、あれもこれも言おうとしないこと。エピソードは1つに絞ってください。
送別会スピーチのテンプレート
構成は「感謝 → 具体的エピソード → 相手への応援」の3パート。1〜2分で収まるのがベストです。長いスピーチは誰も聞いていません。
10. 精算は「割り勘アプリ」で新人らしくスマートに
歓迎会・送別会のあと、幹事が一番困るのがお金の精算です。
「誰がいくら?」「PayPayで送っていい?」「あの人まだ払ってない」——こういうやりとりが何日も続くの、経験ありませんか?
特に上司が多めに払う場合や、途中参加の人がいる場合、計算が複雑になって幹事がパンクします。
僕たちが作った「割り勘くん」というLINE Botがあります。よかったら使ってみてください。レシートを撮るだけで自動計算してくれます。
まとめ:完璧じゃなくていい、「気にしてる」が伝われば勝ち
ここまで10個のコツを紹介しましたが、全部を完璧にやる必要はありません。
大事なのは「マナーを気にしている姿勢」が相手に伝わること。席順を間違えても、「あ、すみません、こちらで合ってますか?」と聞けば全然OK。お酌のタイミングがズレても、注ごうとした気持ちが大事。
先輩たちも、新人に完璧なマナーなんて期待していません。「この子はちゃんとしようとしてるな」——それだけで十分好印象です。
歓迎会は、新しい環境での最初のチャンス。楽しみながら、いい第一印象を残してください。